
トップページ > 葬儀と光の関係
長澤「人はずっと昔から、太陽の動きとともに生活してきました。私たちの体には、太陽が昇ると活動を始め、夕方から夜にかけて休息するという生休リズムが刻まれています。
人工の照明でも、昼の太陽をイメージさせる青白い蛍光灯の下では活動的になり、夕日を思わせる赤みを帯びた光の下では心身がリラックスするとうい効果があります。
作業をするオフィスは白い蛍光灯が多く、くつろげるバーなどでは赤っぽい白熱灯の光が多いのはその為でなんです。」
温井「白い光の下では活動的になり、赤い光の下ではリラックス出来るって事ですね。」


長澤「実は先程話した光の『色』と、『明るさ』の関係が非常に大切になってきます。赤っぽい光で、照度(明るさ)が低めの空間は穏やかで暖かく感じますが、照度が高くなると暑苦しく感じませんか?」
温井「確かに、雰囲気の良い飲食店などは少し明るさを抑えた暗い感じのところが多いですね。」
長澤「また、白い光の場合、照度が低いと陰気な雰囲気になってしまうので、白い光を使う場合は照度を高めにして爽やかで涼しげな空間を作ります。オフィスやスポーツジムがその例です。このような光の心理効果を『クルーゾフ効果』といいます。」


長澤「人が好ましいと感じた光の質があります。簡単な図を使って説明しますね。下記の図で緑色のラインの上は快適ラインの明るさを表しています。赤味で低い照度の場合(C)は『落ち着く』『ゆったりとした感じ』の印象を与え、白味の光で高い照度の場合(D)は『すがすがしい』という印象を与えます。この快適ラインの明かりは、自然界のあかりと同様の光の質にとても近いんです。」
温井「人間にとって日常的なあかりという事ですね。」
長澤「そうです。だからその日常的なあかりからずれた環境(非日常)になると不快な印象を感じます。このようなひかりの特性をうまく利用して葬祭場の光を演出する必要があります。」


長澤「ただ均一に明るくするのではなく、明るいところと暗いところのメリハリをつけるだけでもドラマテッィクな空間を作れるのが照明の力です。色々なカラー光を再現できるLED照明を使って、光と音楽・映像を同調させたり、スポットライトで写真や遺品を照らしてギャラリー風にするなど工夫次第で他とはチョット違う様々な演出ができます。」
温井「照明の明るさ一つで色々な空間演出が可能なんですね。」

長澤「既に照明設備があるところでも、取付工事不要な照明機器と組み合わせる事で様々な照明効果を生み出す事が可能です。」
温井「追加工事をせずに、今までとは違う光の演出が出来るんですね。」
長澤「そうです。下記写真にあるスタンド型照明はヘッド部分にはLED照明も従来のハロゲン照明もどちらも取付可能で、簡単に設置が出来るのでオススメです。照明の演出により、今までの会館とは違った会館イメージを演出する事が出来るのも照明効果の特徴です。」

●スタンドの特徴
・スタンドタイプなので既存の電気配線にとらわれず、必要な所にピンポイントの設置ができる。
・配線ダクトレール付きなので、既存のダクト付き照明が利用出来る。
・配線ダクトレール付きなので用途に合わせた照明機器を都度セット出来る。
・正面への照射だけでなくダクトレールの取付方法を変える事で直上や直下への照射もできる。
・熱を持たず、触っても熱くなく、角度を都度変えれる。(直接ランプに触れることは出来ません。)

長澤「なんといっても消費電力が従来品の5分の1。そして、長寿命が一番のメリットといわれています。実際に一般機能と比べてまだまだ高価なLEDも4年目以降コストダウンが図れます。」
温井「省エネルギーでコストを抑える事ができ長い目で見るならコスト削減にもつながるんですね。」

長澤「更に、LEDが注目を浴びているもう一つの理由があります。それは改正省エネ法の影響が考えられます。」
温井「改正省エネ法とはどんな内容ですか?また、それがどの様に関係してくるんですか?」
長澤「1979年に制定された省エネ法が、その後の大幅なエネルギー消費量増加に歯止めをかける為、2009年4月より施工されたものです。その主なポイントは従来の事業所単位ではなく、企業全体にエネルギー使用量が1500キロカロリー以上の企業は2010年4月より国への届け出を行い、『特定事業所』の指定を受ける必要があり、無届の企業は50万以下の罰金が科せられる事になりました。これに伴い、該当企業は2009年4月から2010年3月までの間、自社のエネルギー使用量を把握する必要があります。」
温井「私たちも、葬儀会館等、光を筆頭にたくさんのエネルギーを必要としているので、一度自社のエネルギーをどれ位使用しているかを把握する必要がありますね。」

長澤「最近ではLEDの普及に伴って高価な国内品に対抗して海外を中心とした格安のLEDも多く流通しています。価格は通常国産品の約2分の1。その一番の違いは品質にあります。」
温井「具体的にはどんな違いがありますか?」
長澤「格安LEDの問題点としては大きく3つあります。」

温井「では、御社の商品は国産品でその様な問題点がないって事ですね。」
長澤「弊社をはじめ国産メーカーは、電気製品安全法を踏まえて、出荷前の性能テストを行いますので先程の様な問題はまず考えられません。使用用途によっては先程の様な問題は致命的となります。そういった事を考えれば、LEDも使用用途に合わせて製品を選ぶ消費者の知識が重要なカギとなってきます。」
温井「価格重視で選ぶなら海外品でもいいけど、品質を重視するなら国産を選ぶといった使用用途に応じて選択をする必要があるんですね。本日はありがとうございました。」
長澤「こちらこそ、ありがとうございました。」